週刊少年サンデー2005年35号
>ガッシュ
清麿、死亡確認か?と思いきや心臓マッサージでなんとか復活しました。まあさすがに彼を殺すのは反則ですからね、安心しました。
そして、リオウの相手はあのゼオンが受け持つことになりました。今回、はじめてゼオンの経歴が明らかになりましたが、彼は魔界の王族で、厳しい英才教育により育てられた彼の雷の力は王宮騎士をも恐れるものだそうです。とすると力といい顔立ちといいゼオンと瓜二つのガッシュは彼の兄弟か何かであり、当然ガッシュも魔界の王族ということになるのでしょうね。まあゼオンよりもガッシュのほうが言葉遣いからして王族っぽいし、もともとこの漫画は企画段階では「魔界の王子様」というタイトルでしたから(コミックス一巻参照)ガッシュが王族であっても別に取り立てて驚きはしません。ガッシュの魔界時代の記憶を奪ったのはゼオンですが、ゼオンからすれば王位継承権を争うであろうガッシュの存在が面白くないわけですし、自分と似た姿でありながら弱虫のガッシュの存在もまた面白くないので記憶を奪うことで彼を苦しめようとしたってところなんでしょうけど、個人的にはガッシュの記憶を奪うことで自分にとって少しは歯ごたえのある魔物に成長してから叩こうとする「フェアプレイ」も考えているのかな、と思ってます。少年漫画のライバルキャラはたいてい、主人公を成長した上で叩くタイプが多いですから、ゼオンにもそれがあるのかな、と思います。あくまで僕の推測と予想でしかありませんが。
さて、本編ではゼオンの圧倒的な強さが描かれてます。清麿やガッシュを散々苦しめたリオウも彼の前では小童同然で、顔踏み屈辱プレイなどで余裕綽々でリオウをなぶる姿は、この漫画のラスボスたるゼオンの面目躍如といったところでした。「お前みたいなバカに従うってのはたとえ演技でもオレのプライドがゆるさねえ」とリオウに発したゼオンの悪役の美学を感じました。
>あいこら
今週は巨乳弓道娘・弓雁が自分の乳の大きさに悩んでいるところを悪徳勝者に騙されて乳が小さく見えるというインチキブラジャーを買ってしまい、苦しむ話。ハチベエが悪徳業者に殴りこみをかけるときの目つきとかは「美鳥」の沢村なみの凶悪な表情だったのが印象的ではあったけど、全体的にはラブコメの王道すぎてハジケが足りないのがちと残念。弓雁本人よりも弓雁の乳のことしか心配していないハチベエはこっけいといえばこっけいではあるけど・・・・・。
>ハヤテ
「飛天・・・・」ってもしかして「るろうに剣心」かなんかのパロディでしょうか?
>ブリザードアクセル
白帝の特訓編。ここでは厳しいトレーニングもものともしない吹雪と、もはや挫折寸前の五反田が対照的でした。フィギュアに対してとにかくひたむきな吹雪を見て、挫折寸前だった五反田もフィギュアへの情熱を取り戻すところが今週の最大の見せ場であり、徹夜でリンクを滑っていたであろう吹雪と五反田の姿がなんとも印象的でした。思えば五反田も初登場時はイヤミったらしいキャラだったけど、吹雪の姿に感銘を受け成長したというところでしょう。
もっとすごいのは、先輩に向かってなるべき厳しいテストをねだる吹雪でしたけどね。あと楽しみなのは白帝の先輩選手たちの演技です。
>からくりサーカス
モンサンミッシェル地下バトルのメンバーはリーゼVSグラツィアーノ、ブリゲッラVS平馬、ディアマンティーナVSコロンビーヌ。このメンバーでまともの戦えるのはコロンビーヌとリーゼぐらいしかいないんですけど・・・。コロンビーヌはどういうわけか新バージョンのほうが旧バージョンよりも断然強いんで最悪でもディアマンティーナと相打ちぐらいにはなるでしょう。あと興味深いのは彼女が一番、人間に対しての憧れが強いところです。まあそれゆえに勝たちの側についたんでしょうけどね。Oに遅れを取った平馬と戦力外のリョーコは問題外ではありますが、アルレッキーノが二人を見逃したのが味方になる伏線になっているので、まあこの場は切り抜けられそうな気がします。
一方、エレを救うべくミサイルのあるエレベータの部屋に行った勝は、フェイスレスと対決。お互いほぼ互角であるためなかなか決着がつかず、結局勝は負けてしまい、フェイスレスの人格がダウンロードされてしまいます。ただ、ここではどうも勝はわざと負けてダウンロードされることを狙っていたように見えるのですが・・・・。勝はなにか手を考えていた様子ですしね。それにしてもフェイスレスの記憶がダウンロードされたときの勝の極悪な表情なんですけど、あんな「いい顔」描ける作家さんってそうそういませんよね。
総評
「ミノル」が終了後、個人的につぼにはまるギャグ漫画が「兄ふん」しかなくなったのが寂しいです。まあ「道士郎」もギャグ漫画的要素はありますけど、個人的にはもう一本ギャグがほしいです。「ハヤテ」は個人的にはツボにはまるギャグはあるんですけど微妙なところです。あおやぎ孝夫の読みきり「カミロボ誕生物語」なんですけど、悪くはないけどこういうドキュメンタリーものはマガジンにでも任せておけば良いような気がしないでもないです。というか前の読みきりもドキュメンタリーだったので、あおやぎはいまやサンデーのドキュメンタリー用作家としてのポジションを確立してしまったのでしょうか?